お知らせ

群馬県埋蔵文化財調査事業団では、６月１８日（日）に最新情報展「まるごと金井遺跡群」関連講演会第２回『金井下新田遺跡の奇跡』を開催します。実際に発掘調査に携わった当事業団職員が、当時の様子を振り返りながら、数々の重要な発見について語ります。

【日時】　令和５年６月１８日（日）　　13:30～15:00　（受付　13:00～　）

【会場】　発掘情報館２階・研修室

【講師】　公益財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団　主任調査研究員　山中　豊（やまなか・ゆたか）

【講演】　「金井下新田遺跡（かないしもしんでんいせき）の奇跡」
　（概要）金井東裏（かないひがしうら）遺跡と共に榛名山の噴火で埋もれ、1500年の時を超えて姿を現した金井下新田遺跡。火砕流に被災した古墳人と馬、被災直前の火山灰の上を歩く大勢の人や馬引きを示す足跡。その下には大型竪穴建物を中心にした一辺50メートル前後の囲い状遺構（居館）や祭祀遺構など、地域首長に関わるものと推定される施設と共に、鍛冶遺構や多量の鹿角など、先進的なモノづくりが行われていたムラの存在を示す姿が残されていました。奇跡とも言える発見が続いた金井下新田遺跡について、発掘担当者としての視点から、当時の発掘現場の空気感とともに語ります。

【定員】　７０名（先着順）

【入場料・資料代】　無料

※今後の新型コロナウィルス感染症の拡大状況によっては、募集方法や開催について変更する場合があります。詳しくは、当事業団ホームページをご覧ください。

※お問い合わせ先　公益財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団普及課
〒377-8555　群馬県渋川市北橘町下箱田784-2　　電話0279-52-2513（直通）　
　　 E-mail　gunmaifukyu@apricot.ocn.ne.jp