県内の遺跡から見つかっているのは、古墳時代と奈良・平安時代の臼だけですが、北海道小樽(おたる)市の忍路土場(おしょろどば)遺跡からは、縄文時代後期の杵(きね)と臼が見つかっています。
現在、この資料が日本最古で、もみぎり式と考えられています。
この方法は、江戸時代にも記録されているし、現在もならわしとして残っていることから、古くから一般的な方法であったと考えられます。
県内の遺跡から見つかっているのは、古墳時代と奈良・平安時代の臼だけですが、北海道小樽(おたる)市の忍路土場(おしょろどば)遺跡からは、縄文時代後期の杵(きね)と臼が見つかっています。
現在、この資料が日本最古で、もみぎり式と考えられています。
この方法は、江戸時代にも記録されているし、現在もならわしとして残っていることから、古くから一般的な方法であったと考えられます。
日本の遺跡から出土する資料では確認できませんが、「ももうすのかた」という江戸時代の書物にえがかれています。
国外では、エジプトのツタンカーメン王の墓から出土しているようですし、民族例でも確認されています。
舞ぎり式は出土資料で確認できませんし、江戸時代以前の記録もありません。
また、儀式(ぎしき)としても限られた神社で行われているだけですので、江戸時代に神社で使われ始めた方法とされています。
決して古代の火起こし法ではありません。
しかし、この方法は練習しなくても火を付けることができるため、各地の火起こし体験で使用されています。