発掘情報館
体験学習室
勾玉って何?
「勾玉」とは、曲がった形をして、そのはしに孔(あな)があいている「玉(たま)」のことです。漢字では「勾玉」(日本書記)とか「曲玉」(古事記)と書きます。ちなみに、「玉」とは美しい光沢のある材料でつくった装身具(アクセサリー)などのことです。古くは縄文時代からあって、弥生、古墳時代と続いてつくられました。
群馬県では、縄文から古墳時代の「勾玉」が遺跡から発見されています。
いろいろな「勾玉」(写真左から)
- 有馬遺跡19号墓出土品(渋川市;弥生時代後期:ヒスイ製)
- 下佐野Ⅱ遺跡7区24号住居出土品(高崎市;古墳時代前期:蛇紋岩製)
- 三ツ寺Ⅰ遺跡館内出土品(群馬町;古墳時代中期:滑石製)
- 波志江今宮遺跡7号墳(伊勢崎市;古墳時代後期:玉ずい製)