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群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

T007(てぃーぜろぜろなな)遺跡 平成31年1月調査
調査場所

富岡市後賀地内

調査期間

平成30年9月1日~平成31年1月31日

調査原因

平成30年度社会資本総合整備(広域・長野)(一)下高尾小幡線事業に伴う埋蔵文化財の発掘

委託者

群馬県富岡土木事務所

主な時代

縄文・弥生・古墳時代

遺跡の内容


 1月は、古墳の石室及び弥生・縄文時代の調査を行いました。古墳の調査では、1区1・2号古墳、2区7号古墳の調査を行いました。1号墳では、石室および周囲の裏込めの礫が一部残存し(写真1)、玄室の側壁には、大型の凝灰岩の切石を使用していました。石室掘方の調査では、玄室床面下には、厚さ約40cmに及ぶ下敷きの礫が敷設されていました。弥生・縄文時代の遺構は、弥生時代の竪穴建物3棟、縄文時代の竪穴建物1棟・列石2条等の調査を行いました。縄文時代の竪穴建物(写真2)は、7号古墳の盛土下で確認され、周囲に小判状や棒状の礫が並ぶ柄鏡形竪穴建物でした。中心には、内寸一辺40cm・深さ30cm程の方形の石囲炉が設けられており、炉内部には土器が設置されていました。また建物の舌部(柄の部分)には、炉から1m程の所と3m程の所に1基ずつ甕が埋設されていました。
T007遺跡の調査は今月で終了になります。

連絡先/T007遺跡調査事務所 070-2655-7412

1号古墳石室(南から)

写真1 1号古墳石室(南から)

縄文時代の柄鏡型竪穴建物(西から)

写真2 縄文時代の柄鏡型竪穴建物(西から)

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