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桐生新町水路跡(きりゅうしんまちすいろあと) 平成31年1月調査
調査場所

桐生市本町地内

調査期間

平成31年1月1日~平成31年2月28日

調査原因

平成30年度主要地方道桐生田沼線の電線共同溝事業に伴う埋蔵文化財発掘調査

委託者

桐生土木事務所

主な時代

中世・近世

遺跡の内容


 本遺跡は、桐生市本町の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている範囲内で、市内の天満宮正面の本町通り沿いの脇に位置します。本調査は、昭和時代の後半まで使用されていた水路遺構の調査で、今回の調査では水路遺構東面の石積の残存状況の確認を行っています。調査箇所は計14か所です。
 今月は本年度調査範囲である14か所のうち、7か所を調査しました。全ての調査箇所において水路遺構を確認することができました(写真1)。しかし、調査箇所によって残存状況は異なる様相を呈していました。残存状況が比較的良好だった13区では水路遺構の石積を3段目まで確認することができ、水路の最下部に敷設する胴木や木杭の痕跡も確認することができました(写真2)(写真3)。また、16区では、水路の壁には、長さ100cmほどで四角く加工された御影石が用いられていました(写真4)。水路の石積は度重なる改修工事により、自然石による石積の箇所もあれば、御影石を使用している箇所もあることが過年度の調査によりわかっています。
 2月は、残りの調査箇所に着手していく予定です。

連絡先/桐生新町水路跡調査事務所 070-2815-3900

17区調査風景(南から)

写真1 17区調査風景(南から)

13区石積全景(西から)

写真2 13区石積全景(西から)

13区石積胴木痕・木杭痕出土状況(西から)

写真3 13区石積胴木痕・木杭痕出土状況(西から)

16区御影石出土状況(東から)

写真4 16区御影石出土状況(東から)

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