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群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

前橋市0149(まえばししぜろいちよんきゅう)遺跡 平成30年12月調査
調査場所

前橋市問屋町一丁目

調査期間

平成30年12月1日~平成30年12月31日

調査原因

平成30年度(都)中央大橋線街路事業に伴う埋蔵文化財の発掘調査

委託者

群馬県前橋土木事務所

主な時代

古墳・平安・中世・近世

遺跡の内容


前橋市0149遺跡は、群馬県庁から西へ約1.5㎞の地点にあり、標高は約116mです。調査期間は1ヵ月、409㎡を3面に亘り調査しました。第1面はHr-FA(榛名山6世紀初頭頃噴出火山灰)洪水層上面、第2面はHr-FA下面、第3面はAs-C(浅間山3世紀末頃噴出軽石)下面です。 発見された遺構は、第1面で畑(写真1)・土坑10基・ピット8基を調査しました。畑の畝間(うねま)は、南西から北東方向に延びており、時期は特定できませんが、6~12世紀と推定されます。第2面では、復旧坑群1面・土坑2基・ピット2基を調査しました。復旧坑群は、南東から北西方向に延びており、畑の畝間の走行方向とは90度近く異なっていました。土坑の1基(写真2)は、須恵器杯を伴っており平安時代の遺構と考えられます。遺物は、他にも土師器甕(「コ」の字状口縁)・須恵器碗が出土しました。第3面では、溝状遺構を3条調査しました。

連絡先/前橋市0149遺跡調査事務所 070-2655-7726

6~12世紀の畑(南西から)

写真1 6~12世紀の畑(南西から)

平安時代の土坑内遺物出土状態

写真2 平安時代の土坑内遺物出土状態

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