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本郷鶴楽(ほんごうかくら)遺跡 平成30年11月調査
調査場所

高崎市本郷地内

調査期間

平成30年8月1日~平成30年12月31日

調査原因

平成30年度 社会資本整備(活力・重点)西毛広域幹線道路に伴う埋蔵文化財の発掘調査

委託者

高崎土木事務所

主な時代

縄文・古代・近世

遺跡の内容


11月の調査は、第3面(古代)の調査を実施しました。これまでに平安時代の竪穴建物を140棟以上確認しています(写真1)。竪穴建物は重複するものが多く、出土遺物から10世紀代が中心であると考えられます(写真2)。さらに、掘立柱建物11棟、柵3条を確認しました。竪穴建物との重複から、掘立柱建物は、竪穴建物より後に建てられたと考えられます。10号掘立柱建物は、東西5間(約17m)、南北4間(12.5m)の東西棟で、大型の掘立柱建物となりました(写真3)。また、東西方向に直線的に走行する幅約2.5mの溝2条を確認しました。この溝は約6m離れた位置で並行しており、溝に挟まれた部分は道として使用していた可能性があります(写真4)。これまでの調査から、本遺跡における古代の集落の様相が徐々に明らかとなってきました。今後は第3面の調査を継続します。また、古代の竪穴建物の直下や周りには、縄文時代の竪穴建物などが確認されているので、この縄文時代の遺構を第4面として調査実施する予定です。

連絡先/本郷鶴楽遺跡調査事務所 090-2654-3558

G区第3面(古代)全景

写真1 G区第3面(古代)全景

竪穴建物の調査状況

写真2 竪穴建物の調査状況

掘立柱建物群全景

写真3 掘立柱建物群全景

古代の溝状遺構の調査状況(東から)

写真4 古代の溝状遺構の調査状況(東から)

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