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群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

安中市334(あんなかしさんさんよん)遺跡 平成30年11月調査
調査場所

安中市安中地内

調査期間

平成30年4月1日~平成30年11月30日

調査原因

平成30年度西毛広域幹線道路整備に伴う埋蔵文化財の発掘調査

委託者

安中土木事務所

主な時代

古墳時代、奈良・平安時代、中世

遺跡の内容


本遺跡は、今月で1区の調査を終了しました。1区では古墳時代前期から平安時代までの187棟の竪穴建物を調査しました。ここでは、その中で特徴的な遺構・遺物を紹介します。
写真1は、古墳時代前期の64号竪穴建物の貯蔵穴です。周りに径1㎝~3㎝程度の小礫が敷き詰めてありました。写真2は、奈良時代の88号竪穴建物から出土した緑釉陶器です。緑が鮮やかな輪花椀です。写真3は、平安時代の66号竪穴建物から出土した鉄製の紡錘車です。紡錘車は糸を紡ぐための道具です。3つ一緒に出土しました。写真4は、平安時代の土坑から完形で出土した馬の轡(くつわ)です。轡は、馬を制御する為に馬の頭に装着する鉄製の馬具です。集落遺構から出土することはめずらしいことです。
来月からは2区の調査が始まります。

連絡先/安中市334遺跡調査事務所 090-2414-2561

貯蔵穴(64号竪穴建物)

写真1 貯蔵穴(64号竪穴建物)

緑釉陶器輪花椀出土状況(88号竪穴建物)

写真2 緑釉陶器輪花椀出土状況(88号竪穴建物)

紡錘車出土状況(66号竪穴建物)

写真3 紡錘車出土状況(66号竪穴建物)

轡出土状況(26号土坑)

写真4 轡出土状況(26号土坑)

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