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群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

藤岡市27包蔵地(ふじおかしにじゅうななほうぞうち) 平成30年10月調査
調査場所

藤岡市下栗須地内

調査期間

平成30年9月1日~平成30年10月31日

調査原因

平成30 年度単独道路改築事業(一)下栗須馬庭停車場線(下栗須工区)事業に伴う埋蔵文化財調査

委託者

群馬県藤岡土木事務所

主な時代

古墳・古代

遺跡の内容


藤岡市27包蔵地の10月の調査は5区から9区の継続調査と藤岡市22包蔵地の7区の調査を行いました。藤岡市27包蔵地の調査からは竪穴建物17棟をはじめ、土坑33基、溝2条、ピット170基の遺構を確認しました。調査範囲が狭小のため、確認した竪穴建物の形状などの全容はほとんど不明で、カマドも付設方向が確認できたのは2棟だけでした。時期は出土遺物から古墳時代後半から奈良時代(7~8世紀)が16棟(写真1)、平安時代(9世紀)が1棟(写真3)と考えられます。これら以外の遺構は出土する遺物が少ないため、時期は明確にはできませんが竪穴建物と同時期のものと考えられます。藤岡市22包蔵地7区の調査も行いましたが、後世からの削平を大きく受けている範囲が広く、遺構は土坑1基(7~8c)を確認できただけでした。前回の調査結果や今回の調査から、遺跡一帯は古墳時代後半の集落が広範囲に展開していたことが分かりました。調査は10月で終了しました。

連絡先/藤岡市27調査事務所 090-5490-1699

遺跡遠景(東から)

写真1 遺跡遠景(東から)

7区16号竪穴建物遺物出土状況

写真2 7区16号竪穴建物遺物出土状況

9区14号竪穴建物カマド全景

写真3 9区14号竪穴建物カマド全景

6区作業状況(西から)

写真4 6区作業状況(西から)

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