歴史を紐解く

群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

藤岡市包蔵地27(ふじおかしほうぞうちにじゅうなな) 平成30年9月調査
調査場所

藤岡市下栗須地内

調査期間

平成30年9月1日~平成30年10月31日

調査原因

平成30 年度単独道路改築事業(一)下栗須馬庭停車場線(下栗須工区)事業に伴う埋蔵文化財調査

委託者

群馬県藤岡土木事務所

主な時代

古代・古墳

遺跡の内容


藤岡市27包蔵地は、藤岡市北部、藤岡台地の北縁部に位置し、北は沖積低地になります。標高は80m前後です。上信道藤岡インターチェンジから南東約1.2㎞に位置します。藤岡本庄線の中栗須交差点から東側に延びる県道下栗須馬庭線の両脇約500m、面積約1246㎡の範囲が調査対象地です。藤岡包蔵地27の調査は、平成28年度に1次調査が実施されており、古墳から古代にかけての竪穴建物11棟をはじめ、土坑やピット等の遺構が数多く発見されています。今回の調査は、路線を横断するJR八高線から東側を5区~7区、西側を8区、9区に調査区を設定して調査を開始しました。現在までの調査で発見された遺構は、竪穴建物3棟、土坑20基、ピット53基、溝1条、土壙墓1基です。竪穴建物のうち5区で発見された12号竪穴建物(写真1)は、カマド等の施設は確認できませんでしたが、臼玉や土師器甕片等の遺物が出土しており、これらからの遺物から古墳時代の竪穴建物と考えられます。9区で発見された13号・14号竪穴建物は、現在調査中ですが、時期は出土遺物から古代と考えられます。調査範囲は狭小ですが、前回の調査結果や現在までの調査から、古墳時代から古代にかけての集落を中心とした遺跡の様相が分かってきました。

連絡先/藤岡市27調査事務所 090-5490-1699

5区12号竪穴建物全景(西から)

写真1 5区12号竪穴建物全景(西から)

6区遺構検出作業風景(西から)

写真2 6区遺構検出作業風景(西から)

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