歴史を紐解く

群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

石川原(いしかわら)遺跡 平成30年7月調査
調査場所

吾妻郡長野原町川原湯地内

調査期間

平成30年4月1日から平成30年9月30日

調査原因

八ッ場ダム建設工事に伴う埋蔵文化財の発掘調査

委託者

国土交通省関東地方整備局八ッ場ダム工事事務所

主な時代

縄文・古代・近世

遺跡の内容


7月の調査は、5区で1面(近世)、7区で5面(縄文)の調査を主に行いました。
5区では、江戸時代の天明泥流によって被災した27号建物の大量の建築材や泥流の犠牲となったと思われる複数の人骨の取り上げを行い、その後は建物の基礎部分の調査を行いました。
7区では、昨年度調査までに4か所で配石群が確認されていましたが、さらに別の配石や列石、竪穴建物、柱穴群などがみつかり、調査区全体にわたり縄文時代の遺構が見つかってきています。縄文時代後期の竪穴建物は、床に偏平な礫を敷き詰めた敷石建物で、その周囲も礫で囲まれていました(写真1)。縄文時代晩期の竪穴建物は、隅丸方形に地面を掘りくぼめ中央に炉を設けています(写真2)。竪穴建物を埋めている土の中からは大量の土器が出土しています。

連絡先/八ッ場ダム調査事務所 0279-76-8040

7区 縄文時代後期の竪穴建物(敷石住居)

写真1 7区 縄文時代後期の竪穴建物(敷石住居)

7区 縄文時代晩期の竪穴建物

写真2 7区 縄文時代晩期の竪穴建物

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