歴史を紐解く

群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

安中市334(あんなかしさんさんよん)遺跡 平成30年5月調査
調査場所

安中市安中地内

調査期間

平成30年4月1日~平成30年9月30日

調査原因

平成30年度西毛広域幹線道路整備に伴う埋蔵文化財の発掘調査

委託者

安中土木事務所

主な時代

古墳時代、奈良・平安時代、中世

遺跡の内容


 5月は、竪穴建物を17棟、溝を3条調査しました。そのうちの6号竪穴建物(写真1)は、長辺約4m、短辺約3mの横長長方形で、カマドは北東の壁に設置されていました。橙色に焼けた小皿や新しい時期の須恵器の椀が出土したことから、平安時代10世紀後半以降の住居だとわかりました。この時期の集落で見つかる典型的な竪穴建物です。3号溝(写真2)も、同様の須恵器の椀が多数出土したことから、同じ時代の溝と判明しました。この溝は幅約1m、深さ約0.5m、長さは東西方向に約10mまで確認でき、直線的に掘られていました。水流の痕跡が無いため区画溝と思われます。6月以降も竪穴建物などの古代集落の調査を継続していきます。



6号竪穴建物全景

写真1 6号竪穴建物全景

写真2 3号溝遺物出土状況

写真2 3号溝遺物出土状況

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