歴史を紐解く

群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

東宮(ひがしみや)遺跡 平成29年7月調査
調査場所

吾妻郡長野原町川原畑地内

調査期間

平成29年4月1日から平成29年8月31日

調査原因

八ツ場ダム建設工事に伴う発掘調査

委託者

国土交通省関東地方整備局八ッ場ダム工事事務所

主な時代

縄文・中世・近世

遺跡の内容

 7月は縄文後期の列石・配石の調査と共に、住居の形状や施設を確定する調査を実施しました。この時期の住居は出入り口が付く形状のものが多いことから「柄鏡形住居」と呼ばれています(写真1)。大半が床面に平坦な石を敷いていたはずですが、住居を移動する際に次の住居で転用されることも多いため、床面の敷石が残っていないものが多く認められます。
 また、ここで確認されている列石はいずれも弧状を呈していますが、これらは柄鏡形住居の柄部付根の両側に「ヤジロベイ」のような形に伸びるもので、住居に伴う施設だと考えられています(写真2)。しかし、列石を伴わない住居もあり、各住居の形状と範囲を確定し、どの住居にどの列石が伴うのかを調査中です。
 

連絡先/八ッ場ダム調査事務所 0279-76-8040

写真1 出入り口に川原石を敷いた住居(東から)

写真1 出入り口に川原石を敷いた住居(東から)

写真2 住居と列石(上から)

写真2 住居と列石(上から)


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