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群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

五箇川入堤外(ごかがわいりていがい)遺跡   平成29年1月調査
調査場所

邑楽郡板倉町下五箇地内

調査期間

平成29年1月4日~平成29年1月31日

調査原因

平成28年度(国)354号板倉北川辺バイパス道路整備事業に伴う埋蔵文化財の発掘調査

委託者

群馬県館林土木事務所

主な時代

中近世

遺跡の内容


五箇川入堤外遺跡は、鶴舞う形の群馬県のくちばしの先にあり、北東約1㎞に東武日光線の柳生駅、約2㎞東に渡良瀬遊水池があります。遺跡は標高14~15m前後に位置し、500mほど西方には小合地西遺跡があります。表土掘削を行い調査区の東側で細長い長方形の土坑8基(写真1)、溝1条、調査区の西側で隅丸方形の土坑3基、溝1条が確認されたほか、鋤跡が明確に残る畠と畝間が溝状にくぼむ2ヶ所の畑(写真2)が確認されました。畑だけでなく長方形の土坑の壁面や底面でも鋤跡が確認されましたが、鋤跡が明確に残る遺構はそうでないものに比べてやや新しい時期の遺物が出土する傾向が認められました。それらの遺構を調査した後にその下を重機で掘削したところ、途中の層からかなり摩滅した縄文時代から平安時代の土器片をわずかに検出しましたが、新たに遺構は確認できませんでした。1月末で調査は終了しました。

連絡先/五箇川入堤外遺跡・小合地西遺跡調査事務所 090-3244-0006

写真1 長方形土坑

写真1 長方形土坑

写真2 畠と溝

写真2 畠と溝


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