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群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

浜町古墳群(はまちょうこふんぐん) 平成28年11月調査
調査場所

太田市浜町地内

調査期間

平成28年11月1日~平成28年11月30日

調査原因

平成28年度社会資本総合整備(防災・安全)八瀬川河川改修事業に伴う埋蔵文化財の発掘調査

委託者

群馬県太田土木事務所

主な時代

古墳~平安

遺跡の内容


浜町古墳群は、太田駅の西方約500mにあります。これまで何回か発掘調査が行われていますが、今回は東武鉄道高架橋のすぐ南側の幅約3m、長さ約160mの細長い範囲を調査しました(写真1・写真2)。
調査の結果、古墳時代から平安時代の竪穴住居9棟、土坑・ピット22基、溝7条が発見されました。いたる所に水道管やガス管敷設工事による破壊が及んでいましたが、それでも多数の遺構・遺物を発見できました。20号土坑からは古墳時代前期の器台や高坏、坩などがまとまって出土しました(写真3)。また、調査区西半の1区では奈良・平安時代の竪穴住居が密集して発見されました(写真4)。なお、遺跡名に「古墳群」がついていますが、今回の調査では古墳の痕跡は発見できませんでした。
周辺は市街地化が進み遺跡の面影はなくなってしまいましたが、地下には今も貴重な遺跡が存在していることを確認できました。
発掘調査は11月30日ですべて終了しました。

連絡先/(公財)群馬県埋蔵文化財調査事業団 0279-52-2511 


写真1 調査区西半・1区の調査

写真1 調査区西半・1区の調査

写真2 調査区東半・2~4区の調査

写真2 調査区東半・2~4区の調査


写真3 20号土坑(古墳時代前期)

写真3 20号土坑(古墳時代前期)

写真4 密集した竪穴住居(1区)

写真4 密集した竪穴住居(1区)


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