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群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

西宮(にしみや)遺跡 平成28年12月調査
調査場所

長野原町川原畑地内

調査期間

平成28年8月1日~平成28年12月31日

調査原因

八ッ場ダム建設工事に伴う埋蔵文化財の発掘調査

委託者

国土交通省関東地方整備局八ッ場ダム工事事務所

主な時代

縄文・近世

遺跡の内容


12月は、旧国道145号北側4区で天明泥流直下面の調査を行いました。調査区西側の一部は削平されていましたが、中央部から東部の傾斜地にかけて畑や石垣を確認しました。石垣は泥流によって一部崩落していましたが、2~3段の礫が積み上げられていました。また、石垣の一部には幅約2.0m奥行約2.4mに掘り込んだ部分あり、側面奥にも礫が積まれていました(写真1)。底面には浅間A軽石が確認できなかったことから、何らかの上屋構造があった可能性があります。旧国道145号南側の1・2区では、第2面の調査を実施し、多数の土坑を確認しました。規模や形状から50基の土坑が陥穴(おとしあな)と考えられます(写真2)。陥穴は東側の調査区では確認できず、北側の4区まで陥穴群として分布しているのではないかと考えられます。

連絡先/西宮遺跡調査事務所 070-2655-7361


写真1 4区第1面(近世)調査風景(上が北西)

写真1 4区第1面(近世)調査風景(上が北西)

写真2 1・2区第2面(縄文時代以降)調査風景(上が南西)

写真2 1・2区第2面(縄文時代以降)調査風景(上が南西)


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