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群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

下田(しもだ)遺跡 平成28年11月調査
調査場所

吾妻郡長野原町大字林地内

調査期間

平成28年4月1日~平成28年12月31日

調査原因

八ッ場ダム建設工事に伴う埋蔵文化財の発掘調査

委託者

国土交通省関東地方整備局八ッ場ダム工事事務所

主な時代

縄文・平安・近世

遺跡の内容

国道145号の南側のH区1面目の調査では、泥流によって流されてきた建物の部材や屋根材と思われる遺物が確認されました。長さが1.8mほどに揃えられた板材は床板と思われます。また、部材同士を組み合わせるための加工の痕が残されている部材もありました。また桶の底板と側板もバラバラになった状態で確認でき、天明被災の瞬間の臨場感が伝わってきます。屋根材は、断面がストロー状で、藁か萱のような材料が用いられていることが確認でき、骨組みで利用されている竹も残されていました。これらの部材は、畑面に押し流されて見つかったもので、30mほど上流側にあった民家の部材と考えられます。 今後は、2面目の遺構調査が中心となります。

連絡先/下田遺跡調査事務所 090-5411-8578

写真1 1号部材 調査風景(H区 南から)

写真1 1号部材 調査風景(H区 南から)

写真2 1号部材(H区 北から)

写真2 1号部材(H区 北から)


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