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群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

西宮(にしみや)遺跡 平成28年10月調査
調査場所

長野原町川原畑地内

調査期間

平成28年8月1日~平成28年12月31日

調査原因

八ッ場ダム建設工事に伴う埋蔵文化財の発掘調査

委託者

国土交通省関東地方整備局八ッ場ダム工事事務所

主な時代

縄文・近世

遺跡の内容


西宮遺跡は、吾妻川左岸に位置し標高は約528mです。過年度から継続的に調査が行われており、今年度は九国道145号の南側の吾妻川の崖際までの範囲を発掘調査しています。
発掘調査は、まず西側から開始し、第1面の天明泥流の下からは畑の他に復旧溝群を確認しました。畑は東西方向に畝立てされており、サク幅約10~15㎝、畝幅約15~25㎝の規模です(写真1)。また、復旧溝群は、幅約1.1m、深さ約1.0~1.2m、長さ12m以上の規模で、ほぼ等間隔に26条が掘削されていました(写真2)。1m以上も堆積した泥流をほぼ垂直に掘削し、泥流下のわずかな耕作土を掘り出して泥流と入れ替えるための天地返しを行っていました。

連絡先/西宮遺跡調査事務所 070-2655-7361


写真1 1区第1面(近世)畑の調査風景(上が東)

写真1 1区第1面(近世)畑の調査風景(上が東)

写真2 1区第1面(近世)復旧溝群の調査風景(上が南)

写真2 1区第1面(近世)復旧溝群の調査風景(上が南)


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