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群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

新井(あらい)遺跡 平成28年9月調査
調査場所

吾妻郡東吾妻町厚田字中村地内

調査期間

平成28年8月1日~平成28年12月31日

調査原因

平成27年度上信自動車道吾妻西バイパス建設事業に伴う埋蔵文化財の発掘調査

委託者

群馬県中之条土木事務所

主な時代

縄文・弥生・古墳・奈良・平安・中世・近世

遺跡の内容


8月の調査に引き続き、吾妻川右岸の段丘上にある同遺跡の発掘作業を進めてきました。
A区の作業が終了したので、今月はD区の調査を行いました。D区では、8月に集中して取り組んだ古墳をはじめとする遺構について、さらに踏み込んだ調査を行いました。
第1面上から発見された古墳と思われていたうちの1基は、竪穴住居であることが判明しました。これを23号住居と名付け、調査を行いました。この住居は、出土遺物から、平安時代(9世紀)のものと判断されました。この住居の埋没土最上層(写真1の白い部分)には、12世紀の浅間山の火山活動によって噴出された火山灰と軽石が堆積していました。調査は住居の北側部分でしたが、その北壁からは柱穴が3か所発見されました。
また、1号古墳(写真2)をはじめとする遺構各所から、須恵器と土師器が少量出土しています。

連絡先/新井遺跡調査事務所 090-2654-3558


写真1 平安時代(9世紀頃)の竪穴住居土層断面

写真1 平安時代(9世紀頃)の竪穴住居土層断面

写真2 1号古墳の全景

写真2 1号古墳の全景


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