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群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

石川原(いしかわら)遺跡 平成28年8月調査
調査場所

吾妻郡長野原町川原湯地内

調査期間

平成28年4月1日~平成28年12月31日

調査原因

八ッ場ダム建設工事に伴う埋蔵文化財の発掘調査

委託者

国土交通省関東地方整備局八ッ場ダム工事事務所

主な時代

縄文・古代・近世

遺跡の内容


8月の調査では、7月に続き、天明三(1783)年の浅間山噴火に伴う泥流層(天明泥流)によって埋もれた屋敷の調査と共に、さらに下層の江戸時代より古い時代の調査を進めました。
天明泥流下では、13棟の建物を調査しています。囲炉裏・竈・板の間・馬屋などを備えた母屋とみられる建物や基礎に切石を利用した蔵とみられる建物等が確認されています。そのうち一部の建物では、壁や柱、床板などが折り重なるように出土しました。それらの間からは、椀や下駄など当時の人々が使っていた様々な道具も見つかっています。
天明泥流で埋もれた畑の下の層では、これより古い時代の畑や水田、掘立柱建物などを調査しています。また、遺跡の西側の地区では、縄文時代の遺物包含層の調査も本格化してきています。

連絡先/石川原遺跡調査事務所 090‐2815‐3900


写真1 柱や壁の心材などが折り重なって出土した建物(北から)

写真1 柱や壁の心材などが折り重なって出土した建物(北から)

写真2 出土した漆塗りの椀(北から)

写真2 出土した漆塗りの椀(北から)


写真3 天明泥流で埋もれた畑の下層から検出された畑(南から)

写真3 天明泥流で埋もれた畑の下層から検出された畑(南から)

写真4 縄文土器包含層の調査(東から)

写真4 縄文土器包含層の調査(東から)

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