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群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

石川原(いしかわら)遺跡 平成28年6月調査
調査場所

吾妻郡長野原町川原湯地内

調査期間

平成28年4月1日~平成28年12月31日

調査原因

八ッ場ダム建設工事に伴う埋蔵文化財の発掘調査

委託者

国土交通省関東地方整備局八ッ場ダム工事事務所

主な時代

縄文・近世

遺跡の内容


6月も現在天明三年(1783)の浅間山噴火に伴う約2~3mの泥流層(天明泥流)によって埋もれた道や畑、屋敷の調査を行いました。
本遺跡内では、集落間を結ぶ主要道は概ね現在の町道下を通っていることが窺えます。まだ調査の途中ですが、道路沿いに屋敷が数軒検出され、集落の様子も少しわかってきました。
道が少し山際によった斜面の途中を通る箇所(現在は両側が畑の道)では、中央に排水用と思われる細い溝がありました。
この道から別れ、北へ向かい(吾妻川方向)昨年度調査で検出されたお堂と思われる建物の前を通る道は、道幅も広く平坦で両脇にしっかりした溝がありました。この道は、泥流に押し流されてきた岩によってできた大きな穴で寸断されていました。写真4に写っている大岩がこの穴をあけたと思われます。
畑や屋敷以外に泥流によって道までも壊されていました。泥流の破壊エネルギーの強さは計り知れません。

連絡先/石川原遺跡調査事務所 090‐2654‐4624


写真1 中央に溝のある道(西から)

写真1 中央に溝のある道(西から)

写真2 道の交差点 (北東から)

写真2 道の交差点 (北東から)


写真3 大岩が道を壊した穴と畑 (北から)

写真3 大岩が道を壊した穴と畑 (北から)

写真4 穴をあけたと思われる大岩 (東から)

写真4 穴をあけたと思われる大岩 (東から)


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