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群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

世良田環濠集落(せらだかんごうしゅうらく) 平成28年4月調査
調査場所

太田市世良田町

調査期間

平成28年4月1日~平成28年4月30日

主な時代

室町・戦国・江戸時代

遺跡の内容


世良田環濠集落の調査は、交差点改良事業に伴いこれまで3回にわたり発掘調査が実施されてきています。今回の発掘調査では、掘立柱建物跡・土坑・井戸跡・堀跡・溝状遺構発見されています。時代別では、室町時代の井戸跡4基・堀跡1条、江戸時代の土坑28基・溝状遺構2条が発見されています。
Ⅱ-11区(長楽寺山門の北東部分)で発見された井戸跡からは、土師質土器(カワラケ)2点・鉄滓2点が出土しています。世良田とする地名は、当地で室町時代に「世良田刀」(せらだとう)と称された日本刀の生産がされていたことによると考えられます。鉄滓は焼け土・炭が多く混じる土層中から出土しました。鉄滓は詳細に調べなければなりませんが、「世良田刀」を作刀する際に排出された可能性もあります。


公益財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団 0279-52-2511


写真1 Ⅱ-11区第2号井戸跡から出土した土師質土器(カワラケ)と鉄滓

写真1 Ⅱ-11区第2号井戸跡から出土した土師質土器(カワラケ)と鉄滓

写真2 

写真2 


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