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群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

久々戸(くぐど)遺跡 平成28年4月調査
調査場所

吾妻郡長野原町大字長野原地内

調査期間

平成28年4月1日~平成28年4月30日

調査原因

八ツ場ダム建設工事に伴う発掘調査

委託者

国土交通省関東地方整備局八ッ場ダム工事事務所

主な時代

縄文・近世

遺跡の内容


 本遺跡は吾妻川をはさんで、JR長野原草津口駅のちょうど対岸にあたり、標高は590mほどの場所です。
 昨年12月に見つかり中断していた縄文時代の敷石住居について、敷石を外して掘り方の調査をおこないました。
 その結果、住居の敷石は、石囲い炉の西側の炉石のラインを基準として敷かれていることがわかりました。また、石囲い炉の4つの炉石は、下を拳(こぶし)大の礫で支えることで高さや向きを調整しながら、南・東・北・西の順に据えていったことが確認できました。さらに、板石を敷く前には下部の自然礫を取り去って整地し、板石の上面が水平になるように調整しながら敷き詰めていったことがわかり、縄文人の苦心を感じとることができた調査でした。


写真1 敷石住居全景(南から)

写真1 敷石住居全景(南から)

写真2 板石取り上げ下部状況スナップ(南西から)

写真2 板石取り上げ下部状況スナップ(南西から)


写真3 掘り方相当調査途中(南から)

写真3 掘り方相当調査途中(南から)

写真4 調査風景(南から)

写真4 調査風景(南から)

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