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群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

東宮(ひがしみや)遺跡 平成28年4月調査
調査場所

吾妻郡長野原町大字川原畑地内

調査期間

平成28年4月1日~平成28年8月31日

調査原因

八ツ場ダム建設工事に伴う発掘調査

委託者

国土交通省関東地方整備局八ッ場ダム工事事務所

主な時代

近世

遺跡の内容


遺跡は、JR吾妻線の旧川原湯温泉駅から西へ1㎞ほどに位置する吾妻川左岸の山麓緩斜面にあり、吾妻川とは比高30mほどの崖線で接しています。今年度は、旧JR吾妻線と旧国道145号の間と平成26年度調査地の北側斜面部の2箇所の調査を予定しています。4月の調査では、旧JR吾妻線と旧国道145号に挟まれた調査地の西側の境沢寄りから調査を進めてきました。第1面として、天明泥流によって埋没した畑と天明泥流被災後の復旧溝群が掘られた畑を検出しました。復旧溝は、泥流による埋没畑の耕作土の採取を目的に掘られ、採取した後の穴には泥流を埋め込む「起し返し」と呼ばれる天地返しを行っています。復旧溝の規模は、幅1.2m×長さ12m前後ありました。また、畑の境には、段差と石積みが確認でき、石積みに沿って道も検出されています。

連絡先/東宮遺跡調査事務所 電話 090-2737-2082


写真1 復旧溝の掘削作業(北から)

写真1 復旧溝の掘削作業(北から)

写真2 天明泥流下畑の検出作業(西から)

写真2 天明泥流下畑の検出作業(西から)


写真3 泥流下畑で検出された泥流痕(南から)

写真3 泥流下畑で検出された泥流痕(南から)

写真4 石積みと道の検出作業(東から)

写真4 石積みと道の検出作業(東から)

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