歴史を紐解く

群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

唐堀(からほり)遺跡 平成28年4月調査
調査場所

吾妻郡東吾妻町三島地内

調査期間

平成28年4月1日~平成28年12月31日

調査原因

平成27年度 上信自動車道吾妻西バイパス建設事業に伴う埋蔵文化財の発掘調査

委託者

群馬県中之条土木事務所

主な時代

縄文・古墳・平安・中近世

遺跡の内容


 唐堀遺跡は東吾妻町大字三島地内にあり、JR矢倉駅の南西で吾妻川右岸の下位段丘上にあります。吾妻川からの高さは約10m程度で、標高は約405m前後です。今年度は前年度の引き続き東吾妻町町民スポーツ広場の西側の部分から発掘調査に着手しました。現在は、主に縄文時代後期から晩期の遺物包含層の調査をしています。その結果、一定範囲に配置されたようにも見える多量の礫の間から多くの土器や石器・石製品ともに焼けた微細な骨片や歯が出土しています(写真1)。土器は文様の付いてない粗製土器に混じって丁寧な作りの精製土器もありますが、小さく割れているものが多く、石と共に撒かれたようにも見える部分もあります(写真2)。骨や歯はまだ十分な分析はしておりませんが、獣骨や鳥骨と思われるものがあります。調査は始まったばかりですので、これから何が出てくるのか楽しみです。5月は東側の広場部分にも調査地を広げていく予定です。

(公財)群馬県埋蔵文化財調査事業団 唐堀遺跡 電話番号090-3244-0006


写真1 縄文包含層調査風景

写真1 縄文包含層調査風景

写真2 縄文遺物出土状況

写真2 縄文遺物出土状況


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