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群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

深沢B支群(ふかさわびいしぐん) 平成26年10月調査
調査場所

利根郡みなかみ町月夜野地内

調査期間

平成26年9月1日~平成26年10月31日

調査原因

平成26年度(一)月夜野猿ヶ京温泉線単独道路改築事業

委託者

沼田土木事務所

主な時代

平安

遺跡の内容


 10月の調査は1号窯から4号窯の継続調査を中心として、他の窯の調査も並行しました。2号窯は、焼土化した床面が2面確認されていますので、2回以上操業していたことがわかりました。奥壁近くの床面には、須恵器甕の破片を利用した焼台が置かれていました。
調査区中央の斜面部の中位から下位にかけて灰層や焼土が複数個所確認されたため、窯と考えましたが、中位の2ヶ所は須恵器を焼成した後の灰や破損した須恵器を廃棄した灰原であることが分かりました。また、下位に確認した灰層は、上位にある灰原から流出したものであることが分かりました。1号灰原は、窪み状に掘り込まれた場所に黒色の灰が厚く堆積しており、灰層から多数の遺物が出土しました。窪みの底面には土坑状の掘りこみがあり、中から完形に近い羽釜や蓋などが出土しました。調査は11月末で終了しました。


連絡先 
公益財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団 0279-52-2511


写真1 2号窯1面検出作業 

写真1 2号窯1面検出作業

写真2 2号窯2面全景

写真2 2号窯2面全景

写真3 1号灰原遺物検出作業 

写真3 1号灰原遺物検出作業

写真4 1号灰原底面の土坑出土遺物

写真4 1号灰原底面の土坑出土遺物

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