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群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

新井(あらい)遺跡 平成26年8月調査
調査場所

東吾妻町大字厚田地内

調査期間

平成26年8月1日~平成26年11月30日

調査原因

平成26年度 上信自動車道吾妻西バイパス建設事業伴う発掘調査

委託者

群馬県中之条土木事務所

主な時代

縄文・古墳・奈良・平安時代~近世

遺跡の内容


新井遺跡は、東流する吾妻川右岸に位置しています。西側に温川(ぬるがわ)が近接し、北側に岩櫃山を望む台地上に立地し、標高は約400mです。   調査面積は、3155㎡で、8月から調査に着手しました。調査区西側(A-1区)から開始しましたが、その結果、天明3(1783)年の浅間山噴火で発生した泥流に埋没する畑や石垣が見つかり、江戸時代の土地利用が具体的に確認されました(写真1)。当時の記録をみると「温川を泥流が巻寄までさかのぼった」と書かれています。また、畑の耕作土の下位には、耕作する際に穴を掘り、不要な礫を埋め込んだ細長い土坑も確認されました(写真2)。今後はこの下面と隣接する東側の調査を進める予定です 。

連絡先  新井遺跡事務所 090-5411-8578


写真1  A-1区天明泥流下の畑、石垣全景(北東から) 

写真1:A-1区天明泥流下の畑、石垣全景(北東から) 

写真2 礫を埋め込んだ土坑の調査状況(東から)

写真2:礫を埋め込んだ土坑の調査状況(東から)

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