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群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

萬行(まんぎょう)遺跡 薬師(やくし)遺跡 平成26年7月調査
調査場所

高崎市箕郷町下芝地内

調査期間

平成26年4月1日~平成26年7月31日

調査原因

平成25年度(主)前橋安中富岡線社会資本整備事業(活力創出基盤整備)

委託者

高崎土木事務所

主な時代

奈良・平安時代、中近世

遺跡の内容


薬師遺跡では東から西へ1区~3区とし、さらにその中を北から南へ1~6に細分しました。全体では奈良時代から平安時代にかけての住居46軒と中近世の掘立柱建物29棟・柵列1列・土坑71基・ピット161基の調査をしました。掘立柱建物についてはもう少し数が増える可能性もあります。それ以外に、天仁元年(1108)の浅間山噴火による軽石(As-B)に覆われた水田、中近世~平安時代の溝71条、中近世の畠4カ所・道・井戸等が見つかりました。住居は浅いものが多く、その後の耕作や圃場整備による掘削等で床面より上が失われていました。カマドは東向きにつくられているものが大多数を占めますが、南向きや西向きのものもありました。住居のなかには柱穴が壁周溝の四隅と中間にあるものもあり、カマドをつくり変えているものもありました。
萬行遺跡では中近世から平安時代の溝7条、中近世の土坑4基・畠3カ所が見つかりました。調査は7月末日で終了しました。

問い合わせ 
(公財)群馬県埋蔵文化財調査事業団 0279-52-2511


写真1  薬師遺跡1区-6 全景物調査風景 

写真1:薬師遺跡1区-6 全景

写真2 薬師遺跡1区-6 平安時代住居・中近世掘立柱建物群

写真2:薬師遺跡1区-6 平安時代住居・中近世掘立柱建物群

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