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群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

東宮(ひがしみや)遺跡 平成26年7月調査
調査場所

吾妻郡長野原町地内

調査期間

平成26年7月1日~平成26年12月31日

調査原因

八ッ場ダム建設工事に伴う発掘調査

委託者

国土交通省関東地方整備局八ッ場ダム工事事務所

主な時代

近世

遺跡の内容


遺跡は、吾妻川左岸の山麓緩斜面にあり、吾妻川とは高さ30mほどの崖線で接しています。調査地南に接してJR吾妻線が走り、遺跡は川原湯温泉駅から西へ1㌔ほどのところにあります。本遺跡は平成19~21年度に発掘調査され、街道沿いに立ち並んだ集落(建物跡15棟ほか)が発掘されています。今年度の調査地は、前回調査地の西側から境沢までの間が予定されています。現在は遺跡の南東側から表土掘削を開始し、天明泥流で埋没した建物跡・溝跡・道跡・畑跡などを確認中です。
写真1は、街道から建物跡に続く道跡を挟んで発見された畑の跡です。道跡の左側は土手状に土が盛られ、溝がつくられていました。道跡の奥には建物跡がみつかっています。
写真2は、集落内に引き込まれた溝のひとつで、泥流で流された木製品が多量に発見されました。溝は側面と底面に礫を並べて水路としたものです。山腹から流れ出た自然湧水を導水したもので、集落の生活水として欠かせないものでしたが、以前の調査で発見された「酒蔵」にも引き込まれて使われたことが確認できました。水路は最近まで使われていた水路の下から発見されていることから、231年前の天明泥流で埋もれたあとも繰り返し修復され、使われてきたということになるでしょう。

連絡先
東宮遺跡調査事務所 090-3244-0005


写真1建物跡へ続く道跡と畑跡 

写真1:建物跡へ続く道跡と畑跡 

写真2 生活水をはこぶ水路

写真2:生活水をはこぶ水路

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