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群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

尾坂(おさか)遺跡 平成26年7月調査
調査場所

吾妻郡長野原町大字長野原地内

調査期間

平成26年6月1日~平成26年7月31日

調査原因

八ッ場ダム建設工事に伴う発掘調査

委託者

国土交通省関東地方整備局八ッ場ダム工事事務所

主な時代

平安~近世

遺跡の内容


本遺跡は、吾妻川の蛇行によって南に大きく突き出た、左岸の中位河岸段丘上に位置しています。JR長野原草津口駅東側の新しい高架橋の南側隣接地が今年度の調査区で、河床からの高さは約35m、遺跡の標高は585m前後です。
天明泥流下面の調査の後、さらに50~80cmほど掘り下げた第2面目の確認面では、泥流畑の耕作土中に残された焼土を伴う石組、中世以前の時期と思われる焼土や柱穴、土坑、陥穴(おとしあな)、平安時代の竪穴住居などが見つかりました。陥穴(おとしあな)は3基みつかりましたが、いずれも長軸3m、深さ2mほどの大きな穴で、そのうちの1基は平安時代の住居と切り合った状態で確認されています。平安耳時代の住居は2軒あり、いずれも東側にかまどが付くことが確認されました。


写真1 2面目西側 調査区全景(東から) 

写真1:2面目西側 調査区全景(東から) 

写真2 陥穴(おとしあな)の確認状況

写真2:陥穴(おとしあな)の確認状況

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