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群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

石川原(いしかわら)遺跡 平成26年6月調査
調査場所

吾妻郡長野原町川原湯地内

調査期間

平成26年4月1日~平成26年12月31日

調査原因

八ッ場ダム建設工事に伴う発掘調査

委託者

国土交通省関東地方整備局八ッ場ダム工事事務所

主な時代

近世・平安・縄文

遺跡の内容


石川原遺跡では、天明3年(1783年)の浅間山噴火に伴う泥流が全域に堆積しており、その直下から当時の畑や道などが検出されています。この面を調査の第1面とし、さらにその下層を第2面として調査を行っています。
7月は、第2面の調査で近世の洪水砂に埋もれた畑跡、中世~近世の掘立柱建物3棟や土坑群、さらにその下層から平安時代の竪穴住居1軒と陥穴(おとしあな)2基などを確認しました。また、南側調査区の第1面の調査では、天明泥流で埋没した畑の一画から通常の屋敷跡とは異なった建物跡を検出しました。この建物は、畑面より一段低い位置にあり、3方を精緻な石垣で囲まれています。内部には礎石とみられる礫の他に、大型の建築材2本が横倒しの状態で確認されており、他に八角形に面取りされた石造物の台座が大小2点出土しています。
天明泥流災害の記録の中に、川原湯上湯原で被災した「不動院」住職の記録が残されており、今回の調査で確認された建物跡はその「不動院」と関連する可能性が考えられます。

問い合わせ 
石川原遺跡調査事務所  電話 090‐4956‐7416


写真1  第1面の石垣に囲まれた建物跡(北から) 

写真1:第1面の石垣に囲まれた建物跡(北から) 

写真2 建物内から出土した建築材(西から)

写真2:建物内から出土した建築材(西から)

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