歴史を紐解く

群馬の遺跡・出土品発掘遺跡の最新情報

浜町(はまちょう)遺跡・宮内(みやうち)遺跡平成22年9月調査
調査場所

太田市浜町地内

調査期間

平成22年9月1日~平成22年9月30日

主な時代

古墳・奈良・平安時代

遺跡の内容

東武鉄道太田駅より西に約500mの地点で、1ヶ月間発掘調査を行いました。宮内遺跡では昨年度の調査において古墳時代の祭祀遺構と考えられる土坑が検出されましたが、今回の調査では同様な遺構は検出されませんでした。しかし、同じ時代の高坏や甕などの土器が出土しました。
東武鉄道の高架沿いの浜町遺跡の2区で、時代の異なる上下に重複する溝1条と奈良時代・平安時代の竪穴住居4軒を検出しました。下部の溝は確認面からの深さが約1.6mで、溝の底近くからは古墳時代や奈良時代の土器片が、上部の溝では近世から近代にかけての焙烙(ほうろく)などの土器片が出土しました。同じ場所で古代と近世という離れた時代に溝が掘られており、それぞれの時代の機能に興味がわきます。
一方、竪穴住居の床面はいずれも後世の耕作等によりほとんど失われており、床面の下から出土した土器から、奈良・平安時代の住居群であることがわかりました。

連絡先

財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団 0279-52-2511


浜町遺跡調査風景

写真1 浜町遺跡調査風景

浜町遺跡2区全景

写真2 浜町遺跡2区全景

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