歴史を紐解く

群馬の遺跡・出土品群馬の遺跡案内

中毛地区下芝谷ツ古墳-高崎市箕郷町下芝 古墳時代-

榛名山二ツ岳の噴火による火砕流に埋もれた古墳。ここからは、日本で15例しかない金銅製の飾履(しょくり)が出土しています。

見学案内
JR前橋駅・JR高崎駅より車で約30分
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は遺跡の位置を表しています。
ここがポイント

二段構築の方墳で、下段の1辺が20m、高さ4m、上段は、1辺8.5m、高さ0.7m以上の規模でした。表面は、葺石(ふきいし)で覆(おお)われて下段上面に埴輪列がめぐっていました。
発掘当時は、全体が榛名山二ツ岳の火砕流で大部分は埋もれていました。
埋葬施設は、上段中央に堅穴式石室があり、馬具類、甲冑(かちゅう)類、装飾品とともに金銅製の飾履が出土しました。飾履は、金銅板を鋲(びょう)で、留めて作られています。外面全体に歩揺(ほよう)とガラスをはめ込んで装飾しさらに透かしと、たがね彫りにより文様を表現している逸品です。
朝鮮半島では流行した飾履でしたが、日本では15例程しか在りません。埋葬者は、三ツ寺I遺跡の豪族に従った実務者あるいは、渡来人の長とする考えもあります。

もっと知りたい!

かみつけの里博物館に飾履の複製品や出土遺物が展示してあります。博物館では、さらに古墳時代のこの地域の様子が学べる展示があります。

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