歴史を紐解く

群馬の遺跡・出土品群馬の遺跡案内

中毛地区奥原古墳群-高崎市本郷町 古墳時代-

榛名山南麓が烏川に削られる崖の上、烏川左岸の段丘上に広がる古墳群。
今から1450~1300年位前にかけて造られた古墳群で、昭和45年度の発掘調査の時に65基の古墳が在ることが分かりました。この中で37基の古墳が発掘調査されました。
36基の古墳で、死んだ人を納めるための、河原石を積み上げた横穴式石室が出土しています。
発掘調査された36基の古墳は調査後圃場整備のために破壊されましたが、最も規模が大きい第53号墳が保存されました。
出土遺物は、玉類をはじめ、鉄製の刀・鏃(やじり)が多く、銅に金メッキをした刀の飾りや馬の飾り金具、須恵器(灰色に堅く焼かれた焼物)もたくさんあります。

見学案内
バス
JR高崎駅から群馬バス榛名車庫行き、太陽誘電研究所前で下車し徒歩7分程です。
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は遺跡の位置を表しています。
ここがポイント

奥原古墳群は、100年間にほぼ集中して造られています。
出土遺物の中でも15号墳からは金銅製の飾大刀、49号墳出土の金銅製の馬具類をはじめ、大刀・馬具が多くあります。

もっと知りたい!

発掘調査では、今から1300年位前の瓦も出土しています。このころの瓦は寺院の屋根にしか瓦を使ってませんから、ここには寺院が建てられたこともわかりました。
寺院を建立する有力な豪族の古墳群であることもわかりました。

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