歴史を紐解く

群馬の遺跡・出土品群馬の遺跡案内

北毛地区有笠山遺跡-吾妻郡中之条町上沢渡字牧場 弥生時代-

昭和28年1号洞窟遺跡で規模は間口20m奥行き12m高さ15mの岩陰遺跡です。この中に3ヶ所の日常生活用とは異なる住居状の遺構があり、焼土や灰の残る炉跡もあります。弥生時代中期後半の土器や石器の他に鹿や猪の焼骨が出土しています。
平成8年2号洞窟遺跡では間口0.8m奥行き1.8m高さ1.25mの岩陰遺跡です。弥生時代中期前半の土器や大量の焼人骨(穿孔されたヒトの指骨)や貝製垂飾や軽石製玉が出土しています。
これら2ヶ所の洞窟を合わせて近年では有笠山遺跡と呼んでいます。有笠山(標高884m)遺跡は南面岩壁の中腹にあります。

見学案内
県道55号線中之条草津線羽衣橋付近に駐車し徒歩で約40分。現地には標識等はない。十分な事前の準備が必要です。
バス
JR吾妻線中之条駅から吾妻観光の定期バスで沢渡にて下車。徒歩約1時間。
地図を表示
は遺跡の位置を表しています。
ここがポイント

有笠山一帯では弥生時代中期を中心とした墓を含む各種の遺跡がある地域として注目されています。縄文時代晩期からこの時代まで東日本を中心とした再葬墓遺跡として知られており、縄文時代および弥生時代の特徴を持った土器が出土することがあります。

もっと知りたい!

有笠山1号洞窟出土遺物については群馬大学に確認してください。
有笠山2号洞窟出土遺物については中之条町郷土資料館に一括展示してあります。(一部群馬県立歴史博物館に貸し出し展示中)
中之条町の歴史を勉強するには、ここ郷土資料館(群馬県指定重要文化財・旧吾妻第三小学校)の建物をはじめとして、多くの考古・歴史・民俗資料等が展示してあります。ご活用ください。

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