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安中市0334(あんなかしぜろさんさんよん)遺跡

平成30年9月 調査
調査場所
安中市安中地内
調査期間
平成30年4月1日~平成30年11月30日
調査原因
西毛広域幹線道路整備に伴う埋蔵文化財の発掘調査
委託者
安中土木事務所
主な時代
古墳・奈良・平安・中世
遺跡の内容
9月も古代集落の竪穴建物や土坑等を調査しました。今年度の発掘で、これまで120棟以上の竪穴建物を調査してきました。その中で最も古い時期の竪穴建物は、古墳時代前期(4世紀)のもので、5棟が確認できました。これらの建物は調査範囲のほぼ全域に分布していました。
 28号竪穴建物(写真1)は、一辺が約5mの正方形で床面に炉(写真2※)が設置され、柱穴は4カ所ありました。出土した「S字甕」は口縁部がS字状に屈曲しており、この時期を示す特徴的な土器です。また、櫛描文がある東海系の加飾壺の破片(写真3)も出土しました。
本遺跡は九十九川右岸の低台地上に位置することから(写真4)、当時の人々は川沿いの低地に、水田を耕作しながら集落をつくっていたと思われます。
連絡先
安中市334遺跡調査事務所 090-2414-2561
写真1  28号竪穴建物全景(南西から)
写真2  122号竪穴建物炉跡
写真3 古墳時代前期の加飾壺
写真4 安中市334遺跡全景(南東から)