事業団の発掘と整理
発掘調査の最新情報

羅漢町(らかんちょう)遺跡

令和6年6月 調査
調査場所
高崎市羅漢町
調査期間
令和6年6月1日~令和6年6月30日
主な時代
近世
遺跡の内容
羅漢町遺跡は、6月に道路の拡幅工事に伴って調査を行いました。ここは、高崎城の城下町の中にあり、調査範囲は狭いですが、江戸時代の瓦が多量に入った土坑(写真1)が見つかりました。一部調査区外になっており全体は確認できませんでしたが、径約3mの円形もしくは楕円形で、深さ約50㎝ありました。上部には焼土の混じった土層が堆積していました。他にも、江戸時代の土坑・ピットが見つかっています(写真2)。調査は6月1ヶ月で終了しました。
連絡先
羅漢町遺跡発掘調査事務所 070-4458-0365
写真1 1号土坑の瓦出土状況
写真2 東部で見つかった土坑・ピット