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森下宮原(もりしたみやばら)遺跡

令和5年11月 調査
調査場所
利根郡昭和村森下
調査期間
令和5年6月1日~令和5年12月31日
主な時代
旧石器、縄文~平安、中・近世
遺跡の内容
11月は7区、6区で旧石器時代の確認調査を行いました。2m×4mの区画を内に設定し、この区画ごとに地層を掘り下げて調査を行います。その結果、旧石器時代の石器群を確認しました。層位は、1万8000年頃に浅間山の噴火で降下した浅間-白糸軽石(As-Sr)の上層で、約80点の石器が出土しました。その中には槍先形尖頭器も出土しています。12月も引き続き旧石器時代の確認調査を行います。
連絡先
森下宮原遺跡調査事務所 070-4458-0363
1 旧石器時代の石器出土状況(6区)
2 出土した槍先形尖頭器