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保渡田坂詰(ほどたさかづめ)遺跡

令和5年5月 調査
調査場所
高崎市保渡田町
調査期間
令和5年4月1日~令和5年6月30日
主な時代
古墳、平安
遺跡の内容
5月は2区東半部を調査しました。調査区の中央には自然流路により形成された低地が確認されました。この低地の両側には、3世紀末の浅間山噴火による火山噴出物(As-C)に埋没した水田(写真1)、6世紀初頭の榛名山噴火に伴う泥流に埋没した水田(写真2)および6世紀中頃の水田という古墳時代の3時期の水田が重層して確認されました。
連絡先
保渡田坂詰遺跡調査事務所 070-2655-7726
写真1 古墳時代 3世紀末の水田の調査状況
写真2 古墳時代 6世紀初頃の水田調査状況