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発掘調査の最新情報

本宿(もとじゅく)遺跡・町北(まちきた)遺跡

令和5年4月 調査
調査場所
安中市安中1丁目
調査期間
令和5年4月1日~令和5年6月30日
主な時代
縄文、弥生、古墳、古代、中・近世
遺跡の内容
本宿遺跡、町北遺跡は市道拡幅に伴う調査で、道路北側が本宿遺跡、南側が町北遺跡となっています。4月は町北遺跡1区から調査に着手し、江戸時代に肥前国(長崎県)で焼かれた大皿の破片が出土しました。この皿には、海辺の風景が描かれ、割れを補修した焼継(やきつぎ)が確認できました。焼継とは、割れた焼き物を補修する技術で、江戸時代後期に広まりました。小さな破片から200年前の暮らしの様子が目に浮かぶようです。
連絡先
本宿遺跡・町北遺跡調査事務所 070-2815-3900
1 本宿遺跡の調査状況
2 町北遺跡の調査状況
3 出土した大皿の破片
4 破片に残る焼継の状態