事業団の発掘と整理
発掘調査の最新情報

東上之宮(ひがしかみのみや)遺跡

令和4年11月 調査
調査場所
伊勢崎市東上之宮町地内
調査期間
令和4年4月1日~令和5年3月31日
主な時代
縄文~近世
遺跡の内容
6区で古代の竪穴建物を調査しました(写真1)。7区では古代の竪穴建物(写真2)、古墳時代の方形周溝墓(写真3)の調査を行いました。また、調査区内の斜面部では縄文土器の埋設土坑(写真4)が確認され、周囲には縄文土器や石器も出土しています。縄文時代早期から前期の土器が主体で、押型文土器も確認されました(写真5)。また、縄文時代草創期の爪形文土器の破片も数点出土しています(写真6)。
東上之宮遺跡の調査は今月で終了しました。
連絡先
東上之宮遺跡発掘調査事務所 090-2652-8848
写真1 東上之宮遺跡 6区 1号竪穴建物の調査状況
写真2 東上之宮遺跡 7区 2号竪穴建物カマドの遺物出土状況
写真3 東上之宮遺跡 7区 方形周溝墓の調査状況
写真4 東上之宮遺跡 7区 103号土坑(埋設土坑)
写真5 東上之宮遺跡 7区 押型文土器の出土状況
写真6 東上之宮遺跡 7区 爪形文土器の出土状況