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東上之宮(ひがしかみのみや)遺跡

令和4年10月 調査
調査場所
伊勢崎市東上之宮町地内
調査期間
令和4年4月1日~令和5年3月31日
主な時代
古墳~近世
遺跡の内容
6区での調査を進め、近世の屋敷地の土塁の下層から、これに先行する時期の区画施設が確認されました(写真1)。この遺構に伴う遺物には天目茶碗の破片等が出土しています(写真2)。
7区では、洪水層の下から複数の時代の遺構が確認されています(写真3)。中世の火葬土坑(写真4)、古代の掘立柱建物(写真5)、古墳時代の遺物集中部(写真6)等と多様な遺構を調査しています。
東上之宮遺跡の調査は来月まで継続し、12月からは樋越薬師遺跡に着手する予定です。
連絡先
東上之宮遺跡発掘調査事務所 090-2652-8848
写真1 東上之宮遺跡 6区 土塁・区画溝の状況
写真2 東上之宮遺跡 6区 天目茶碗の出土状況
写真3 東上之宮遺跡 7区 調査状況
写真4 東上之宮遺跡 7区 30号土坑(火葬土坑)の状況
写真5 東上之宮遺跡 7区 1号掘建柱建物の状況
写真6 東上之宮遺跡 7区 古墳時代の遺物集中部の状況