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八幡原(やわたぱら)遺跡

令和4年8月 調査
調査場所
東吾妻町原町
調査期間
令和4年8月1日~令和4年8月31日
主な時代
弥生・古墳
遺跡の内容
遺跡は四万川の河岸段丘上に立地し、昨年度に行われた発掘調査区の隣接部分が対象となりました。昨年度調査した2号竪穴建物(弥生時代の焼失建物)の未調査部分では、炭化材、焼土等が確認され、焼土下から完形の鉢も出土しました。さらに北側では3軒の竪穴建物を確認しました。6・7号竪穴建物(古墳時代初頭)は、柱穴や炉等が確認され、8号竪穴建物(古墳時代中葉)は、床面上から多くの土器が出土しました。調査は8月末で終了しました。
連絡先
(公財)群馬県埋蔵文化財調査事業団 0279-52-2511
1 2号竪穴建物 鉢の出土状況
2 8号竪穴建物の遺物出土状況