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西上之宮(にしかみのみや)遺跡

令和4年5月 調査
調査場所
伊勢崎市西上之宮町地内
調査期間
令和4年4月1日~令和5年3月31日
主な時代
古墳~近世
遺跡の内容
5月は、3号古墳・6号古墳と周辺の調査を進めました。3号古墳は川原石を小口積みにした横穴式石室で、奥壁には安山岩を利用しています(写真1)。6号古墳の東側周堀外では、古代から中世にかけての井戸や掘立柱建物を調査しました(写真2・3)。また、6号古墳の墳丘上で確認された平安時代の竪穴建物には、円筒埴輪をカマドの袖材として転用していることが確認できました(写真4)。さらに、6号古墳周堀東側で、新たに方形に巡る溝を確認しました。方墳もしくは方形周溝墓の可能性が考えられことから、9号古墳と仮称しました。(写真5・6)
連絡先
西上之宮・樋越薬師遺跡発掘調査事務所 090-2652-8848
写真1 西上之宮遺跡 3号古墳 横穴式石室の調査状況
写真2 西上之宮遺跡 14号井戸 調査状況
写真3 西上之宮遺跡 8・9号掘立柱建物の確認状況
写真4 西上之宮遺跡 33号竪穴建物 カマド袖材に転用された円筒埴輪
写真5 西上之宮遺跡 6号・9号古墳(中央が6号古墳、右側が9号古墳)
写真6 西上之宮遺跡 9号古墳(仮称)の確認状況