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土塩中原(ひじしおなかはら)遺跡

令和4年4月 調査
調査場所
安中市松井田町土塩地内
調査期間
令和4年4月1日~令和4年4月30日
主な時代
縄文時代・平安時代・中近世
遺跡の内容
土塩中原遺跡は、増田川と九十九川に挟まれた台地上に立地しています。発掘調査は県道長久保郷原線の整備に伴うもので、道路拡幅部分が対象となっています。遺構確認面は2面あり、第1面では、天仁元(1108)年の浅間山噴火で堆積した軽石(As-B)を埋め込んだ復旧坑を確認しました。第2面では、縄文時代と考えられる土坑・ピットの他、縄文時代前期の土器が出土しました。調査は4月末で終了しました。
連絡先
土塩中原遺跡調査事務所 070-2655-7726
写真1 軽石を埋め込んだ復旧坑の確認状況
写真2 縄文時代前期の土器の出土状態