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岩井山根B(いわいやまねびー)遺跡

令和3年7月 調査
調査場所
吾妻郡東吾妻町岩井地内
調査期間
令和3年7月~令和3年9月
主な時代
弥生、奈良、平安、中世、近世
遺跡の内容
岩井山根B遺跡は、榛名山麓から吾妻川右岸の東西に延びる河岸段丘との傾斜変換点付近に立地しています。調査は、上信自動車道吾妻東バイパス建設事業に伴うものです。調査対象地は、東西に走る町道や水路等に沿って3段に造成されており、各平坦面の比高は3~4m程あります。下段を1区、中段を2区、上段を3区としました。耕作土を30cm程除去すると、斜面の造成により山側はローム面が露出し、段丘側縁辺部で大治3年(1128)の浅間山の噴火に伴う降下軽石(As-Kk)や、6世紀初頭の榛名山の噴火に伴う火山灰(Hr-FA)を確認することができました。
7月の調査では、1区・2区の調査を進めています。検出された遺構は、山側のローム面では弥生時代と思われる竪穴建物2棟、黒色土の面ではカマド持つ平安時代の竪穴建物2棟や掘立柱建物2棟、土坑等を確認しました。
連絡先
岩井山根B遺跡発掘調査事務所 070-2655-7412
写真1 1・2号掘立柱建物全景(南から)
写真2 1号竪穴建物全景(西から)
写真3 2号竪穴建物遺物出土状況(西から)
写真4 3号竪穴建物遺物出土状況(西から)