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桐生新町水路跡(きりゅうしんまちすいろあと)

令和3年3月 調査
調査場所
桐生市本町一丁目・二丁目地内
調査期間
令和3年1月1日~令和3年3月31日
主な時代
近世、近代
遺跡の内容
 本遺跡は、桐生市本町の重要伝統的建造物群保存地域に指定されている範囲内にあります。桐生天満宮正面から南側、有鄰館付近までの本町通り西側歩道が調査範囲となっています。3月は、調査範囲の北側47区から49区までの調査を行いました。。調査区内に住宅の塀があり、石積みの石を取り上げることができないところや度重なる改修を受け、石積が当時のままの状態になっていない場所もありました。なお、調査は3月をもって終了いたしました。(写真1、写真2、写真3.写真4)
写真1 49区石積みの様子(東から)
写真2 49区石積みの裏側にコンクリートが打設されている様子(西から)
写真3 48区水道管の敷設に伴い改修された石積み(北から)
写真4 48区石積みの下から検出された土管の様子(北から)