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小田沢遺跡(おだざわ)・下泉A遺跡(しもいずみえー)・下泉B遺跡(しもいずみびー)

令和2年8月 調査
調査場所
吾妻郡東吾妻町植栗地内
調査期間
令和2年8月1日~令和2年12月31日
主な時代
弥生、古墳、古代、中世
遺跡の内容
調査遺跡は、東吾妻町植栗地内、東吾妻町立太田小学校より南西へ1.7km、吾妻川支流の大泉寺川西に位置し、丘陵下端から吾妻川の段丘上に広がっています。西から小田沢遺跡・下泉A遺跡・下泉B遺跡と並んでいます。
8月は小田沢遺跡の1区と3 区の調査を行いました。1区では中近世の溝、古代の溝・ピットと2棟の掘立柱建物を発見しました(写真1)。3区では中近世の土坑・ピットと古代の畠(写真2)、溝・土坑・ピットを発見しました。9月は下泉A遺跡2区の調査も予定しています。
連絡先
小田沢下泉遺跡発掘調査事務所 070-2815-3900
写真1 1区(古代)全景(西より)
写真2 3区の畠