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森下宮原(もりしたみやばら)遺跡

令和2年6月 調査
調査場所
利根郡昭和村森下地内
調査期間
令和2年6月1日~令和2年7月31日
主な時代
弥生・古墳・古代
遺跡の内容
森下宮原遺跡は片品川左岸の河岸段丘上に立地し、標高は340mから345mです。この地域では、6世紀中頃の榛名山噴火による軽石層(Hr-FP)を挟んで縄文時代から古代の遺跡が確認されています。森下宮原遺跡もHr-FP層の上面とその下面の調査を予定しています。東側から1区~3区の調査区を設定し、6月はHr-FP層上面の確認を行い、竪穴建物や土坑の調査を進めています。
連絡先
森下宮原遺跡調査事務所 070‐2655‐7726
写真1 Hr-FP層上面の確認作業(3区)
写真2 1号竪穴建物(10世紀)の調査状況