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上大島御伊勢(かみおおしまおいせ)遺跡

令和2年4月 調査
調査場所
高崎市上大島町地内
調査期間
令和2年4月1日~令和2年4月30日
主な時代
近世
遺跡の内容
本遺跡は、高崎市上大島町内に位置し、烏川の右岸の水田地帯の中にあります。遺跡からは、天明3(1783)年の浅間山噴火の軽石(As-A)や洪水砂を埋めて水田や畠を復旧した復旧坑(ふっきゅうこう)が7基、土坑が11基、河川の跡と考えられる礫の堆積した溝を含め4本の溝を確認しました。
写真1の復旧坑からは、As-Aを埋め、その上に掘った土を戻した状況を確認することができました。また、写真2の土坑は墓坑(ぼこう)で、火葬した人骨や陶器皿、寛永通宝等が出土しました。埋められた土には炭化物が多量に含まれていますが、壁や底面には焼けた跡が見られなかったので、別の場所で火葬して、この土坑に埋葬したものと考えられます。
連絡先
上大島御伊勢遺跡調査事務所 電話 070-2655-7412
写真1 江戸時代の復旧坑
写真2 江戸時代の墓坑